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初めてe-Taxの電子申請する際には、いろいろと面倒さが伴いますが、一度設定して体験しておくと、後々時間短縮にもつながるのと、いづれはそうした電子申告も今後普通になりつつある中で知っておくと便利でいいですね。
途中で、何が必要で何が不要なのかもあらかじめ知っていると便利なのです。
なぜなら、例えばe-Tax申請の中でICカードリーダーライタの設定の当サイトの記事にも出てきた公的個人認証サービスのクライアントソフトのダウンロード、インストールは、確定申告書作成コーナーにもあって重複するので、ICカードリーダライタではドライバーのインストールまででOKになるのが一つあります。
初めてe-Taxで確定申告する場合、どうやってe-Taxで申請するのでしょうか。また簡単にできる方法はあるのでしょうか。
e-Taxで申請する際の手順と、どんな準備が必要で何が必要なのかも見ていきましょう。
目次
e-Tax申請(電子申告)する前に必要な物や環境は?
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1.まずはパソコンの環境を確認します。
・PCのOSは、
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows 8.1(デスクトップモードのみ)
Microsoft Windows 10
・PCのブラウザは、
Microsoft Internet Explorer 11
Microsoft Internet Explorer 11のブラウザを使用していないと、先に進めません。
Microsoft Edgeブラウザを立ち上げて右上の・・・のプルダウンメニューの中からInternet Explorer 選ぶと立ち上がります。
無くても進められますが、PDF閲覧ソフトのAdobe Acrobat Reader DCは、税務署の参考書類を見るのに使います。PCに何かとあった方が重宝します。
2.電子証明書(マイナンバーカードなど)の準備
まだ、マイナンバーカードを取得されていない場合はこちらから。
マイナンバーカードの受け取りはこちらから。
3.パソコンに付けるICカードリーダライタ購入・準備
(ICカードに組み込まれた電子証明書であるマイナンバーカードなどを使う場合)
カードリーダライタそのものや手順については、実際に試しているので冒頭や下記のリンク記事からも確認できます。
4.購入したICカードリーダライタの設定
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e-tax使用のためカードリーダーライター設定の記事の中で、ソフトのインストールは?で、実際にICカードリーダーライタを設定してみました。
公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトのダウンロードやインストールなど必要なこと、必要ではないことがあります。
カードリーダライタを購入したあとは、カードリーダライタが読めるようにドライバーのインストール作業と認識できるようにします。ドライバーがインストールされてセットされれれば、確定申告であれば公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトは、ここでは必要ありません。
確定申告作成コーナーに入って進めていくと、公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトはここでダウンロードとインストールができるからです。カードリーダライタのドライバーインストール後に、クライアントソフトをインストールしてもいいのですが、重複する作業になるので確定申告するなら不要な作業となります。
もし、インストールして設定されても上書き保存になるので大丈夫です。恐らくこのあたりが、要るのか要らないのかなど、ちょっと混乱するところかもしれません。
5.開始届出書に必要事項を記載して、書面で納税地管轄の税務署に提出します。
また、e-Taxの開始届出書作成・提出コーナーを利用してオンラインで開始届出書を送信提出でもOKですし、
e-Taxの利用に必要な「利用者識別番号」と「暗証番号」取得します。
事前に税務署で「利用者識別番号」と「暗証番号」をもらっていれば開始届出書は不要になります。
利用者識別番号は、e-Taxをご利用の際に使う半角16桁の番号。
また、暗証番号は、利用者識別番号を取得又は更新した際に登録した半角英数字8文字~50文字以内の番号です。
6.確定申告書等作成コーナーに進みます。
確定申告コーナーに入ると上記のように、作成開始のボタンがあります。
確定申告書作成コーナーで、「e-Taxで作成して提出する」か、または、「作成開始のコーナーで作成後に印刷して提出」するなど選択して進めます。
e-Taxで作成して提出するする場合、e-Tax申請に必要な一連の流れが進められ、e-Taxソフトのダウンロードやインストールも作成コーナーでできます。
そこで、上記の写真にあるように作成開始ボタンを押して始めていくと。
7. 次にe-Taxで提出する場合とプリンターなどで印刷して管轄の税務署に提出する場合の2択から選びますが、
下記のような確定申告書を提出する2択から選んで提出します。今回は赤枠内の「e-Taxで申請提出」します。
e-Taxで申請するので、ボタンをクリックすると、上記右絵にある平成31年に加わった方式ID・パスワード方式も選べます。
- マイナンバーカードとICカードリーダライタを利用してe-Tax申請するか
- 務署で発行されたID・パスワード方式の届出完了通知を使ってe-Tax申請します。
この場合はマイナンバーカードとICカードリーダライタは不要です。(マイナンバーカードとICカードリーダライタに移行する前の暫定方式とも言えます)
ここで、今回マイナンバーカードとICカードリーダライタによるe-Taxを選びますが
Microsoft Internet Explorer 11のブラウザを使用していないと、先に進めません。下記のような画面になります。
その場合は、トップ画面に戻り、Microsoft Internet Explorer 11にしてからもう一度戻って進んでいきます。
すると、下記の写真になっていて、
e-Tax使用の事前準備のため、セットアップファイルをダウンロードして、
次の画面で、平成30年分事前準備セットアップファイルをダウンロードした後、デスクトップ等へ保存して実行します。
e-Taxで確定申告するための事前準備ファイルのインストール画面が次のように出たらインストール開始します。
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先頭の最初の作成画面に戻れば、そのまま進めていくと下記のようなマイナンバーカードの読み取り画面に移動します。
ここではマイナンバーカードで認証するため、マイナンバーカードを使い、e-Tax利用のための登録状況の確認となります。
1.マイナンバーカードをICカードリーダライタにセットしてから
2.セットしたのを確認してから、マイナンバーカードの読み取りボタンをクリックしてください。
あとは、手順に従って進めていくカタチとなりますが、ところがです。
マイナンバーカードの暗証番号を覚えていますか?または控えていますか?です。
実は、このマイナンバーカードの暗証番号を知らないと、先にすすめないのはもちろんですが、
この赤丸の中にマイナンバーカードの暗証番号を数字の4桁で入力します。これはマイナンバーカードを受け取りに行ったときに設定したものですが、3回のパスワード入力を失敗したり、既に忘れてしまった場合は、最寄りの市町村役場などで初期化をしてもらったり、再設定をしてパスワードを新たに取得することになります。
その際は、マイナンバーカードと免許証を持参して設定し直しします。つまり、持っていらっしゃるマイナンバーカードのICメモリチップに書き込むことになります。
パスワードを無事入力すると下記のような画面に移ります。これが税務署でもらったID(利用者認識番号)・パスワード(暗証番号)を入力する場所になります。
ここでは、マイナンバーカードと利用者識別番号の関連付けを行うのですが、利用者識別番号と暗証番号を入力して、「関連付け」ボタンを押します。
確定申告などでe-Taxなど電子申告など利用する際に、マイナンバーカードと税務署でもらった利用者識別番号の関連付けを行うことで、次回から利用者識別番号の入力は不要となるのですね。つまり、ここでリンクさせておくことになります。
ただここで、もう一つ鬼門があります。それは、前述と同じようにここでもパスワードが必要です。
利用者認識番号はプリントされているので確認できるのですが、暗証番号は意外と忘れてしまう場合は多いかもしれません。
そうした場合、税務署で設定したヒントでパスワードを復活させるか、それも分からない場合は最寄りの管轄税務署に電子送信、つまりPCなどで送信して依頼することになります。
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もし、暗証番号を忘れて依頼した場合は数日後に書面で暗証番号(暗証番号は一度ログインしてから変更することになりますが。)と利用者識別番号が郵送されてきますので、その暗証番号を使ってログインします。
この時にマイナンバーカードをカードリーダライタにセットした状態にしておいて、上記赤枠のボタンを押すと、「マイナンバーカードの情報の読み取り」が表示されてマイナンバーカードの暗証番号を聞いてきますので、マイナンバーカードの4桁の暗証番号を入力します。(税務署でもらった番号ではありません)
暗証番号が合っていれば下記の画面に移り、名前や住所などの情報が表示されて、これが関連付けのベースになります。
関連付ける情報が正しく、確認できれば次のボタンを押して進みます。
利用者識別番号とマイナンバーカードの関連付けが完了しましたと、下記の表示がされればOKになります。
下の次にのボタンを押して先に進みます。ここまで来るとほぼ終わりです。
もし、関連付けが終わっていて
パスワードが正確に入力されれば、下記のように検索完了と表示されますが、正常に進んでいるので心配しなくても大丈夫です。
これは、検索・表示される情報は電子申告等を行って一定期間経過後に反映されるので、利用者識別番号を持っていても「該当する情報がありませんでした」と表示されます。
ここは気にしないで「次へ」のボタンを押して先に進みます。
すると、申告書の作成を開始できる画面に移ることができます。
つまり、これでようやくe-Tax利用のための事前準備が完了します。
お疲れ様でした。
下記の「申告書類を作成するボタン」を押すと、以降は申告書類を作成する段階に移ります。
そして、「平成30年分の申告書等の作成」と「過去の年分の申告書等の作成」から、平成30年分の申告書等の作成を選択します。
ここでは、所得税を選びます。その他に決算書・収支内訳書、消費税、贈与税が選択できます。申告によってそれぞれ選んで下さい。
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給与・年金のみ入力する場合は、左の作成を開始します。また、事業や不動産、退職所得のある場合は真ん中を選択、分からない場合は右側の作成を選択して進みます。
そして、事前に用意するものでは、例えば所得に関する書類 給与所得の源泉徴収票、公的年金等の源泉徴収票、保険会社から送付される個人年金の支払調書、年金支払証明書など。